TOP > 北丘幼稚園での毎日 > マリーンズ・ベースボールチャレンジを終えて

マリーンズ・ベースボールチャレンジを終えて

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 11月13日月曜日、プロ野球球団ロッテマリーンズのベースボールアカデミーのコーチ(元プロ野球選手や教職員免許を持っている球団職員)をお招きして、年長児を対象に野球教室を行いました。この事業は、私の知り合いがロッテマリーンズにいたこともあり、昨年度から実施しています。子どもたちの中には、この日が来るのを待ち望んでいた子も多く、当日は生き生きと楽しそうに活動する姿が見られました。いただいたマリーンズのキャップをかぶり、準備運動をした後、ボールをとったり、投げたり、バットを振ったりする練習、そして簡単なゲームをしました。コーチの皆さんから「北丘幼稚園の子どもたちは、体力がありますね」と言うお褒めの言葉をいただきました。毎日のように幼稚園を回って指導しているコーチの方々に言われたので、思いのほか感激してしまいました。

 さて、ここでいう体力があるというのは、持久力や筋力、防衛体力(病気に負けない身体をもっていること)ではなく、巧緻性や敏捷性のことで、運動を上手に行う能力、身のこなしのことです。小学校の高学年の子どもでもボールを投げるときに右手と右足が一緒に出てしまう(右投げの場合)子が、2割近くクラスの中にいるものです。しかし、北丘幼稚園の子どもの中には一人もいませんでした。教え方がとても的確だったこともありますが……。ゴロのボールの取り方もワニの口のように上下に手を合わせ、「パク」と声を出しながらとるといいことを教わり、上手にとれるようになりました。実はベールボール型の教材というのは、なじみが少ないため小学校の子どもたちにとっては難しい教材です。しかし、基本的なことを教えていただいたので、これから必ず役に立つものと思います。

 ところで、幼児期は人生の基盤となる体力を養う大切な時期です。体力がある人というのは、生きていくうえで大事な活力があります。我々は、しなやかな身のこなしができ、活力に満ちた子どもを育むために日々指導しています。そのためには、バランスをとる動き(転がる、回る)、移動する動き(歩く、走る)、ものを操作する動き(投げる、打つ)など多様な動きを伴う運動遊びをたくさん経験させる必要があります。各ご家庭でも遊びを通して、いろいろな動きを経験させて欲しいと思います。

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

お問い合わせ

入園に関すること、園内見学などの
お問い合わせは、こちらまで。

お問い合わせ