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子どもには育ちの時期がある

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   東京都で公立小学校の校長及び幼稚園の園長を歴任された沼田 泉先生は、その著書の中で、人間が順調に育つためには、どんな時期にどのようなことを育てるのが大事なのかを考えることが肝要であると言っています。

   子どもを育てるには各々の時期があって、乳幼児期に愛情を受けて育てられた子どもは、親を信頼する心が育ち、幼児期を迎えるころになると、自分で何でもやろうとする自立の時期になります。今まで親に依存していたことを自分でやろうとするわけですから、うまくいかないこともあります。親を信頼している場合は、その人の教えを素直に受けながら自立する力をつけていくことができます。親がやってあげることを続けてしまうと、自立心を妨げていくことにもなりかねません。多少時間がかかっても、上手にできなくても見守ることが大切です。

   幼児期は、空想力や想像力をはたらかせて遊ぶこと、童話を語り聞かせること、外で友達と汗でびっしょりになるまで遊ぶことなどを通して、さまざまな感性を養う時期です。ちなみにその先の小学校時代は、脳の発達からみても勉強をはじめてもよい時期となり、好奇心も旺盛となり、活動の時期を迎えます。子育ては、適切な育ちの時期に適切な支援・指導を行うことが大切です。

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