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頑張れば手の届く目標

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   新しい年を健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。旧年中は、保護者の皆様には本園の教育・保育活動にご理解、ご協力をいただきまして誠にありがとうございました。今年は卯(うさぎ)年、うさぎは穏やかで温厚な性質であることから、「家内安全」そして、その跳ねる姿から「飛躍」、「向上」を象徴するものとして親しまれてきました。他にも「植物の成長」という意味もあり、新しいことに挑戦するのに最適な年と言われています。北丘幼稚園に在園している園児や保護者の皆様にとって飛躍の年になることを祈念しております。

 さて、私にとってのお正月の楽しみに明日から始まる箱根駅伝があります。ここ数年で力をつけてきた大学はと聞かれれば、青山学院大学の名をあげる方が多いのではないでしょうか。その原動力はなんと言っても原 晋監督の指導力だと思います。原監督は、現役の選手時代は目立って大きな活躍はなかったそうです。しかし、今までの陸上界、大学スポーツ界の常識にとらわれない選手育成法を試み、注目されてきました。寮の門限は10時、掃除は全学年で分担、体幹を鍛える動的ストレッチ、メンタルトレーニング、高校時代の実績にとらわれない選手の発掘などです。特に注目したいのは、「頑張れば手の届く目標」を選手自身に決めさせることです。意欲を失わないために目標は高すぎず、低すぎない。ただ自分で決めるだけではなく毎月、選手間で目標管理ミーティングを開き、4、5人で話し合う場を設け、お互いにアドバイスし合う。目標は記録だけでなく、そのために何をするか、何が必要かを細かく書かせる。決定した目標は目につくところに張り出すことで、選手は否応なくやらざるをえなくなるという仕組みです。

 小学校でもキャリア教育の授業で、今年の目標や将来の自分のなりたい職業を書かせ、教室や自宅の目につくところに掲示させることがあります。学級だよりに書いて保護者にもお知らせしているクラスもありました。漫然と日々を過ごすのと「頑張れば手の届く目標」を意識して毎日生活するのとでは、後に差が出てくるのではないでしょうか。

 

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