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運動で養われる生きる力

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 今日で2学期が終わり、明日から冬休みに入ります。終業式の中で子どもたちにも話しましたが、休みの間に各家庭でいろいろな体験をさせてほしいと思います。子どもたちと話をしているとゲームをするのを楽しみにしている子も多いようですが、ほどほどにして体を動かすことも続けて欲しいと願っております。

 幼少期には、運動を好きになり、たくさん取り組むことが大切です。昔は知能指数が学力に密接にかかわっているという考えが主流でしたが、最近では知能指数よりも「実行機能」が学力に直結していることがわかってきたそうです。実行機能とは目的を達成するために思考や行動をコントロールする力のことで、この機能を養うには体力や運動能力を高める遊びを行うことが大切であるそうです。 

 一例として、年少児には手足を使ったクマ歩きのような動きをさせると、腕の力がついて顔や歯のけがが減るだけでなく、手足の連動性が高まり、全身の動きがスムーズになるそうです。年中児にはジャンプする遊びをたくさん行うと、体幹がしっかりとし、安定した走りができるようになるほか、姿勢もよくなるそうです。そして、年長児には「鬼ごっこ」や「だるまさんがころんだ」などのルールのある遊びを経験させることで、社会性が身についてくるそうです。

 お子さんがずっと家にいる長期休みは忙しさに追われてしまうかもしれません。忙しいとは、「心を亡くす」と書きます。忙しさのあまり子どもの成長を見過ごしてしまっては、後悔することになりかねません。体を動かすことを通して親子で触れ合い、充実した冬休みを過ごしていただきたいと思います。

 

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