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自分を好きになれる子に

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「ひなげしの花」が大ヒットした歌手「アグネス・チャン」は、芸能活動ばかりではなく、日本ユニセフ協会大使などを歴任し、難関大学と言われているスタンフォード大学に3人の息子を合格させたことでも知られています。その著書の中には、子育てに関して、参考になることが満載です。今回はその中からセルフエスティーム(自己肯定感)について触れてみたいと思います。

 日本人は、セルフエスティームが低い国民性であると言われています。セルフエスティームは、自分の存在を認める心、人間形成の基盤となります。自分を好きになれない子は、人も好きになれない。自分を否定する子は、人も否定してしまうようになります。

 では、どうすれば、セルフエスティームを高めることができるのでしょうか。まず、大切なことは人と比べないことです。アグネス・チャンは、それぞれの3人の息子のいいところを伸ばすことに集中しました。「お兄ちゃんみたいになりなさい」なんて口にしたことはないそうです。ご主人も「人は人、自分は自分。人と違っているのは悪いことじゃない。むしろ人と違っているのは、恵みなんだ」と教えてきました。子どもたちは、自信をもってありのままの自分を好きになり、自分自身を価値のある存在だと思えるようになりました。セルフエスティームが高まれば、良いところをどんどん伸ばすことができ、欠点さえも受け入れて、前向きに直していくこともできるようになります。

 そして、最後にこう綴っています。「できるからいい子」なのではなく、「努力するからいい子」なのですと。

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