
5月14日防犯・交通安全教室をホールで実施いたしました。北丘幼稚園では、この時期に毎年松戸東警察署の警察官の方に来園いただき、防犯・交通安全教室ホールで行っています。
北丘幼稚園のある松戸市立高木第二小学区は、道幅が狭く、抜け道として車やバイク、自転車を利用している人がたくさんいます。中にはスピードを出して走行している人もおり、十分な注意が必要な地域です。かつて、私が勤務していた際にも北丘幼稚園近くで子どもが大きな交通事故に遭ってしまいました。過去には、死亡事故も起きています。ですから当時の私の学校経営の最重点事項は交通安全でした。また、嫌な世の中ですが、不審な人物による事件がたびたびニュースで報道されています。幼児期から防犯と交通安全の意識を持たせることはとても大切なことです。
さて、子ども達は、スライドや警察官の方々のお話を真剣なまなざしで聞いていました。そんな中、子どもは正直なもので「うちの○○は右左を見ないで、渡っているよ」とか「信号が赤でも渡っている大人がいるよ」などという声を聞きました。終わった後に聞いた話ですが、千葉県は自転車のヘルメット着用率が非常に悪く、かぶっていなかったために死亡事故につながってしまうことがとても多いというお話をされていました。2024年11月からスマホを注視しながらの運転が違反となり、罰則が科されるようになりました。さらに新聞等で報道されていますが、2026年4月施行予定で信号無視や無灯火、駐車違反などに対して反則金制度が適用される模様です。飲酒運転撲滅の協力も求められました。いずれにしても大人の私たちが、子ども達の手本となり、背中で教えられる状況を作っていかなければならないと強く感じた次第です。