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金融経済教育

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   2月17日、昨年度から復活させた「お店屋さんごっこ」を全クラス一緒に行いました。ホールには、5つのお店が並びました。各クラスを半分に分け、前半組と後半組とに分かれ、買い手と売り手の両方を経験しました。紙で作成した10円のお金5枚と財布、自分で絵を描いたバッグをもって、買い物をしました。買い物をしている子どもたちは、とても楽しそうで、コミュニケーションのよい機会ともなりました。

 さて、文部科学省は学校での金融経済教育の推進に力を入れています。小学校から授業の中で、具体的な事例やシミュレーションを通じて、実践的な金融知識を学ぶ機会を設定しています。金融機関や専門家との連携も進んでおり、子どもたちに実際の金融の世界を体験させることが奨励されています。家庭も金融経済教育に重要な役割を果たします。家庭内での小遣いや貯金箱の活用、日常の買い物を通じて、子どもたちにお金の価値や管理の重要性を教えることが大切とされています。家庭で扱う金銭は、家族が働くことによって得られた限りあるもので、物や金銭が自分と家族の生活を支えていることを教えたいものです。また、子ども達が衣食住など生活で使う身近な物に関しても日常生活の中で有効に活用できているか、使い方に問題はないか、購入した物は自分の生活にとって必要かどうかなども考えるようにさせたいものです。

 今回の「お店屋さんごっこ」は、金融経済教育の入口として、設定しました。これから各ご家庭でもさまざまな機会を通して、買い物の経験をさせたり、ものの大切さを伝えたりする機会を設けていただきたいと思います。子どもの成長には、豊かな体験が欠かせません。

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