夏休み、家の物置の壁に黒いカマキリがへばりついていました。そのことを幼稚園で話したら、とてもレアなカマキリであることを聞き、写真を撮っておかなかったことを後悔しています。カマキリは、脱皮を繰り返して成虫になること、うまく脱皮できないと死んでしまうことなどいろいろなことを教えてもらいました。夏休みの間に昆虫採集をした子どもたちも多いようで、その時の様子を嬉々として話をしてくれました。
さて、昆虫を採取して、育てる活動は、子どもたちにとって自然の不思議と美しさを学ぶ素晴らしい機会となります。子どもたちが昆虫と触れ合い、生命の尊さや生態系の一部としての役割を理解することを支援することは、非常に価値のあることだと思います。昆虫との接触は、自然を美しいと感じる心を育むこと、自然の中で生きる力を養うことにもつながります。また、図鑑を使って昆虫の種類を学んだり、絵を描いたり、昆虫のクラフト模型を作ったりするなど他の活動にも発展していきます。さらに、地域の自然体験イベントや昆虫採集に出かけることで、家族との触れ合いを楽しむことができます。このような活動は、子どもたちが自然界の多様性と複雑さを理解し、将来的に環境に対して、責任ある態度を持つようになるための基礎を築くことにも役立ちます。
昆虫に限らず、自分の興味関心を持ったことを極めていくことは、とても意義のあることです。そういえば、中学生の時に「俺は、天体の問題なら東大の入試問題もできる」と豪語していた友人がいたことを思い出しました。