１２月になり、いよいよ冬の到来を感じさせられる今日この頃です。本日のおゆうぎ会のご参観ありがとうございました。子どもたちの成長した姿をご覧いただけたものと思います。
さて、現代は子育てに関する情報が多く、何が正解で何が間違いなのか、人によって考え方も様々でどうしたらよいのかわからなくなることもあるかと思います。少し前にテレビでも放映された「リエゾン 子どもの心診療所」の原作本の監修を務めた三木 嵩弘医師は、著書の中で「子育ては、１００点を目指すのではなく、６５点をコンスタントに出せればいい」と言っています。「ほとんどが６０点から７０点くらいで、滅多に赤点を出さない程度に頑張れれば、すごいことだ」とも言っています。例えば、離乳食は手づくりの方がよいでしょうし、子どもが問題を起こした時には、声を荒げることなく穏やかに話をしたほうが確かに良いでしょう。しかし、あらゆることに完璧を求めることは、無理なことです。
私は６５点の子育てでいいと聞くと、少しリラックスして、心にゆとりをもって子どもと接することができるのではないかと思います。保護者の皆様は、毎日子育てに奮闘されていることと思います。１００点満点の完璧な子育てを目指すのではなく、少し肩の力を抜いて、いろいろな人に相談しながら６５点の子育てを目標にするとよいのではないでしょうか。
