先日、出張があるためスーツで朝の門立ちをしていました。いつものように元気よく挨拶をして登園してくる子どもたちの中から「園長先生、今日はお仕事ですか？」「今日は結婚式ですか？」といった声が聞こえてきました。これが仕事で、結婚もしているのですが……。子どもたちと話をしていると自分の家での出来事をよく話してくれます。「お母さんが、今日は○○に出かけるの」「昨日はどこどこへ行ってきた」また、アニメやキャラクターのことなのでしょうか、私にはわからないような話もしてくれます。そんな時には、辛抱強くわかったふうな顔をして聞くしかありません。いずれにしても我々幼稚園の職員は、子どもたちと話をするのが、大好きでどんどん話しかけて欲しいと願っています。
ここのところ、毎日のように幼稚園選びのためにに親御さんと未就のお子さんとが来園しています。来年度、幼稚園に入園予定の子どもから、再来年度入園予定の子どもまで、結構な人数が見学に来ています。ホームページや園の評判を見聞して遠いところから、足を運んでくる方もいらっしゃいます。園長の私が園内を案内するのですが、教室に入ると、子どもたちが来園した子どもに盛んに声をかけてくれます。一緒になって遊びの相手をしてくれる子どももいます。教室から出ていくときには「バイバイ、また来てね」という言葉が自然と発せられます。未就教室が終わって、園庭で小さな子どもたちが遊んでいるときにも、やさしく接している姿を目にします。未就の子どもや親御さんにとっては、先生方や在園児が親切に気持ちよく接してくれることがとてもうれしいようです。「子どもたちがのびのびとしていて、人懐っこく、アットホームな幼稚園ですね」と称賛の言葉をいただきます。
これからも「自由な環境の中で一定のルールを守り、健全な体力を養う」をモットーに心身ともに健やかな子どもたちの育成を目指して教育・保育をしていきたいと思います。
