共育

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   人生100年時代と言われますが、仕事をリタイアした後は、「今日行く」=キョウイクと「今日用」=キョウヨウつまり、「今日行くべき所があること」「今日やるべき用事があること」が元気に過ごすためには必要だそうです。

   子どものキョウイクを考えるときには、「共育」共に育つことが大切であると言われています。子どもはまだ物事がよくわからないのだから、親の言う通りとおりにさせていくことが教育だと思い込んでいる大人が少なくないそうです。時と場によっては、それが大事なこともあります。しかし、子どもの気持ちを考えず、強制的にやらせようとすれば、成長・発達するものではありません。子どもも人格を持った主体であり、自分というものがあります。必ずしも親の言う通りに育つものではありません。教えられたことを自分で受けとめ「そうだな」と思った時にはじめてそうしようと思うものです。子どもの姿を見て、親自身が悩み、原因を探り、自身の足りないところに気づいて別な接し方をするなどの工夫が必要です。子どもから教えられ、そのことに気づいていくのが共育です。私も長く教員として働いていますが、子どもから学ぶことがたくさんありました。今も幼稚園の子どもたちからも教えられることがあります。教育には、共に学ぶ気持ち「共育」が大切ですね。

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