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親子のかかわり

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 先日、結婚式に参列する機会がありました。式の結びに親族代表で新郎の父親が挨拶されました。その挨拶が非常に感動的で、聞いている側の涙を誘い、親子の良好な関係を垣間見ることができました。

 さて、最近読んだ本の中から、「親子のかかわり」について、書いてあるところを紹介したいと思います。親子のかかわりが、子どもの成長にとって、重要であることは誰しも経験を通して感じていることと思います。これまでのたくさんの研究から、子どもにたくさん声をかけることや親子でやり取りすること、感情豊かにふれあうことが、子どもの言語能力の発達に、影響を及ぼすことがわかっています。一方、育児放棄やネグレクトと言われるように子どもの保護、世話、養育などを怠ると、子どもの言葉の理解や表現に大きな影響がでてしまうこともわかっています。

 子どもの言葉の力や脳の発達に親子のやり取りやふれあいがどのように作用するのかをMRI装置で脳の形を写し出すと、ふれあいの多かった子どもは、言葉を使った物事の理解や言葉を使わないコミュニケーションでの理解にかかわる部分が発達していたということがわかったそうです。特に親子でたくさん会話することが重要で、特別なことをする必要はないそうです。一般的に子どもが大きくなると、会話も少なくなってしまうものです。今思うと、子育ての時期は大変でしたが、その時が華でした。子どもとたくさん話をして、今を楽しんで欲しいと思います。

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