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幼児期の読み聞かせが、いかに大切か

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    電車やバスに乗って、周りを見渡すと、ほとんどの人がスマートフォンでゲームをしたり、動画を見たりして過ごしています。読書をしている人の姿は、めずらしくなりました。残念ながら本離れ、読書離れが進んでいるのは間違いないように感じます。本をたくさん読んでいる人は、知識が豊富で勉強もよくできるということは、誰もが感じているところかと思います。親なら読書習慣を我が子に身につけさせたいと願っているのではないでしょうか。

  東北大学教授の川島隆太先生によると、読書習慣を身につけさせる一番いい方法は、幼児期の読み聞かせ体験だそうです。読み聞かせをすると、子どもの脳は感情や情動の脳が働き、大人の脳はコミュニケーションの脳が働きます。したがって、読み聞かせは親子の極めて良質なコミュニケーションとなり、子どもの心が安定し、親への信頼と愛着が増し、その結果、親のストレスもぐっと軽くなるそうです。スマートフォンやタブレットにだけに子育てを任せていると、時間的には楽になっても読み聞かせをする子育てと比べると、薄っぺらなものになり、子育てのストレスも増えてしまうとのことです。また、言葉の数が増え、文法についての理解力も上がり、話したり聞いたりする力もついてくるそうです。言語面での成長は、集団生活をしていくうえで、支持されたことが理解できるようになるので、大人から見た問題行動の減少にもつながっているようです。

   小学校に勤務していた時に保護者のボランティアで読み聞かせをしていました。そのときの子どもたちの真剣なまなざしが今でも忘れられません。

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