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植物を育てること

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 昨年度、ひよこ組前の花壇に植えたコキアで、助手の先生がほうきをつくってくれました。子どもたちがそのコキアのほうきで、遊んでくれたおかげで、園庭中にコキアが出てきました。それを安全も兼ねてフェンス沿いに植え替えたところ、大きく成長してきました。園庭で作業をしていると、一緒になって作業を手伝ってくれる子がいます。年長児の育てているひまわりやピーマンも大きくなってきました。ピーマンは、お店で売られているものより立派なものができました。年中児の育てているフウセンカ カズラも芽を出してきました。年少児は、クラスの前の花壇にあるバジル、レモンバーム、セージ、シソ、ミント、ラベンダーなどのハーブやナス、ミニトマト、オジギソウを見たり、触ったり、においをかいだりしています。また、家庭でカボチャやスイカ、ミニトマト、コキアなどを育てている話をしてくれる子どももいます。

 植物を育てる活動は、子どもたちにとって多くの教育的利益をもたらします。この活動を通じて、責任感や観察力を養い、生命の尊さや自然環境への理解を深めることができます。例えば、植物の日々の成長を見守ることで、忍耐力を身につけ、予想外の事態に直面した際の問題解決能力を高めることにもつながるとも言われています。また、植物を通じた五感の刺激は、感受性を豊かにし、創造力や表現力の向上にも寄与します。さらに、家庭での植物育成は、親子のコミュニケーションを促進し、家族間の絆を強化する効果もあります。植物を育てることは、単に知識を教える以上の価値があり、子どもたちの心の成長に深く関わっていくものです。

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