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魔の7歳

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 小学校の1、2年生にあたる7歳児は、交通事故による死傷者が多く「魔の7歳」と言われています。公益財団法人交通事故総合分析センターの統計によると、2022年に歩行中の交通事故で死傷した子ども(0歳から17歳)は約4700人。年齢別にみると、5歳までは200人以下ですが、6歳で471人に急増し、7歳ではなんと672人。7歳児の死傷者が多い状況は1994年から続いているそうです。専門家によると、小学校に入学し、行動範囲が急に広がり、一人で行動することが多くなることが原因とされています。

 北丘幼稚園のある高木第二小学区は、道幅が狭く、抜け道として車やバイク、自転車を利用している人も多いため、十分な注意が必要です。かつて、近隣小学校の児童が自転車で北丘第二公園に遊びに行く途中、公園近くの道路で車と衝突してしまいました。衝突したときの勢いで9メートル先までとばされ、塀にぶつかり、6日後に息を引き取ってしまうという大変痛ましい、やりきれない事故がありました。

 先日、北丘幼稚園では、松戸東警察署の皆様に来園していただき、防犯教室とともに交通安全教室を行いました。幼稚園の子どもたちは、今は一人で行動する機会はあまり多くないと思います。だからこそ、親の目の届く範囲で生活しているこの時期にしっかりと交通ルールを身につけさせ、危険を察知する能力、危険を回避する能力を小学校入学までに高めておく必要があります。

 

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