挨拶

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   今日は、入園式でした。20名の年少児と1名の年長児が参加しました。全園児75名で今年度のスタートとなります。
 さて、以前にもこのコラムに掲載したことがありますが、年度初めでもあるので、挨拶について触れてみたいと思います。毎朝、駅から幼稚園に向かって歩いていると、高校生や中学生になったかつての教え子や保護者とすれ違うことがあります。挨拶を交わすことができると、とてもうれしい気分になるものです。幼稚園に来て門立ちをしていると、いつも元気よく「おはようございます」と元気の良い挨拶をしてくれるお子さんがます。いい気持で一日のスタートが切れます。しかし、その一方でこちらから挨拶しても全く反応のない子も残念ですが、おります。そんな時は、何か悪いことでもしたかな?なんて考えてしまいます。
 幼稚園では、毎日たくさんの人と関わります。先生や友だち、そして保護者や業者の方々。人との関係を気付くために、挨拶はとても重要な役割を果たすものです。挨拶は、相手に自分の存在や気持ちを伝えるだけでなく、相手の様子や感情を察することもできます。また、挨拶をすることで、相手との距離感や信頼感を高めることができます。しかし、子どもによっては、挨拶は簡単なようで実は難しいのかもしれません。挨拶の仕方やタイミングを覚えるのに時間がかかる子もいると思います。大人でも、忙しいときや気分が乗らないときには、つい挨拶を忘れたり、適当に済ませたりしてしまうこともあるでしょう。しかし、それではせっかくの人間関係が損なわれてしまうかもしれません。子どもたちに挨拶の習慣を身につけさせるために大事になってくるのは、大人が良い見本を示すことです。大人の間で明るく元気に挨拶をする姿を見せることで、子どもたちは自然と挨拶の大切さや楽しさを学びます。家庭でも、家族同士で挨拶をする習慣をつけることが大切だと言われています。朝起きたときや帰宅したとき、食事の前や後など、日常的に挨拶をすることで、家族の絆やコミュニケーションが深まります。挨拶は、人間関係の基本で、子どもたちが社会に出ていくためには、必須のスキルです。北丘幼稚園を挨拶一杯、元気一杯の幼稚園にしていきたいと思います。保護者の皆様にもご協力願います。

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