１月１７日勤労会館にて松戸市長と保護者との懇談会が総勢５０名ほどで開催されました。この大会は、幼稚園保護者が市長や子育て関連課の代表に直接要望を伝えられる会です。コロナの期間は中止されていましたので、４年ぶりの開催となりました。実際にここでの話題となったことが市の施策として反映されているものもあります。北丘幼稚園からも１名の保護者が参加してくださいました。
まず、市長から松戸市の子育て施策の紹介がありました。幼児期の教育、保育に関わるところをあげると、おやこDE広場・子育て支援センターの設置、小規模保育施設を駅周辺に設置、送迎ステーションを９か所、幼児教育の無償化25700円の補助、国との預かり保育W助成、英語教育への補助、ファミリーサポートセンター、子ども食堂市内４４か所設置、２４時間の小児医療体制、子育てに関する情報の発信などなど。その結果、全国トップの「子育てしやすい街」になっているとのことです。その後、６つのグループごとに様々な要望が出されました。市長も各テーブルを回り、保護者からの要望に丁寧に耳を傾けてくださいました。我々のグループから出された要望を中心に以下に記します。
１ 市長の施策の説明の中に知らなかったことが結構あったので、広報の方法を工夫して欲しい。
２ 公園の鉄棒が高く、トイレが汚い。街灯の設置をお願いしたい。自転車が乗れる公園を増やしてほしい。自然を身近に感じられる公園が欲しい。
３ 雨の日の遊び場、長期休業時に子どもたちを遊ばせる場所が少ない。児童館を増やしてほしい。
４ ０～２歳と幼稚園の兄弟が一緒に遊べる場所がない。
５ 給食費助成の継続化をお願いしたい。
６ 通園、通学路の安全確保をお願いしたい。
７ 小児科病院の予約がとりづらい。
８ プレ保育への助成をしてほしい。
９ 発達センターの予約がなかなか取れない。
10 １号認定でも預かりを無償にしてほしい。
11 市民センターは2回キャンセルするとネット予約ができなくなってしまう。
このように多くの要望が出されました。市長からは、来年４月から子育てに関する担当部署を新設し、出された要望にできるところから着手していくと力強いお話がありました。北丘幼稚園としても自助努力をして、よりよい教育・保育が提供できるよう努めていきたいと思います。
