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スラムダンク勝利学

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 先日、日本バスケットボール男子代表は、2023年のFIBAバスケットボールワールドカップで、カーボベルデ戦に80対71で勝利し、48年ぶりとなる自力でのオリンピック出場を決めました。これは、1976年のモントリオールオリンピック以来のことだそうです。今でもバスケットボールに携わっている私のようなものにとって、とてもうれしい出来事でした。

 そんなこともあって昔読んだ辻 秀一氏によって書かれた『スラムダンク勝利学』を読み返してみました。この本は、スポーツ選手だけでなく、人が抑えておきたい必要な知識やヒントがいっぱい隠されています。スポーツで勝利するための考え方を紹介していますが、それはそのまま人生で必要な考え方そのものです

 子どもたちにも学んでほしいことの一つとして、「あきらめない気持ち」が挙げられています。この本の中に「あきらめたらそこで試合終了だよ」という印象的なフレーズがあります。これは、困難に直面したときでも、あきらめずに最後まで努力することが大切だということを意味します。自分自身も何度もこういう場面を経験してきました。子どもたちも、日々様々なことで困難に直面します。しかし、それらを乗り越えることができる強さを持っているかどうか、粘り強く取り組めるか気持ちがあるかどうかがによって、その後が変わってきます。なわとびが上手に跳べないときに、何度も挑戦することができるか。靴が上手にはけないときに粘り強く自分の力で履こうとするか。簡単にあきらめずに、涙を流しながらも懸命に物事に挑戦し続けるような子どもは、長年の経験からいずれ大成すると感じています。ですから、我々大人たちは、子どもたちがあきらめずに努力する姿勢をサポートし、彼らが困難に立ち向かう勇気を応援していくことが重要だと思います。

 

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