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なぜなぜ期

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   先日、預かり保育のパンダルームを覗いたところ、預かり担当の先生と年長の子どもがしりとりをしていました。私も入って、一緒に行ってみました。一生懸命に自分の頭を使って、考えている姿にとても好感が持てました。こうやって、語彙力を高めていくのだなと改めて感じた次第です。

   さて、育児をしていると子どもが何に対しても嫌と言いたがる「いやいや期」に遭遇したことがあるかと思います。一般的には2歳ごろから始まるケースが多いそうです。この時期は、自分の感情を表現する能力を育むために大切な時期でもあります。その後、3歳から4歳ごろになると「なぜなぜ期」に突入します。この時期は、あらゆる物事に疑問を持ち、「なぜ?」「なんで?」と言っては、親の手を煩わせることもあるのではないかと思います。しかし、この時期は、お子さんの言語能力が伸びる時期で、親の言葉をたくさん欲しいために質問してくると言われています。「なぜ?」「どうして?」というお子さんの質問は、想像力や創造性の発達に関わります。想像力や創造性を育てると、子どもの人生を豊かにしていきます。絶え間なく続く質問にうんざりすることもあるかもしれませんが、言語能力が伸びる旬の時期です。適当にあしらったり、無視したりすることのないように丁寧に対応していきたいものです。その場で答えられないことは、一緒に考える姿勢が大切だと思います。私は小学校で担任をしていた時に授業中にわからないこと、不確かなことがあると、その場で辞書を引いて調べるというパフォーマンスをしていたことを思い出しました。

 

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