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環境が人をつくる

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  「割れ窓理論」をご存じでしょうか。この理論は、建物の窓が壊れているのを放置していると、誰も関心を払っていないというサインになり、犯罪を起こしやすい地域環境を作り出し、ゴミのポイ捨てなどの軽犯罪が起きるようになり、やがて住民のモラルが低下し、凶悪犯罪などが多発するようになるというものです。幼稚園においても、いつでも幼稚園がきれいになっていれば、モラルが高まり、美しく保とうとする気持ちが働き、その結果、子どもたちも落ち着いて生活することができると思います。

   北丘幼稚園は昭和50年に設立され、年齢で言えば今年で47歳。建物自体はそれなりに年をとっていますが、園内環境は安全に美しく保たれています。危険が予測されるところは、けがをしないような措置がなされています。園庭は、毎朝掃き清められ、トンボでならした跡がきれいについています。ごみの落ちていることは、まずありません。そんな環境で育っているせいか、子どもたちも遊んだ後、使ったものを先生に促されながらもしっかりとかたづけています。年長さんの子どもたちが、点検してくれるのもありがたいことです。子どもたちの心の中にも幼稚園をきれいに使おうとする気持ちが育ってきています。

   また、自分の園の職員のことをいうのもはばかられますが、人的な環境も素晴らしく、担任はもとより、事務職員、バスの運転手、添乗員に至るまで子どもたちにかかわるすべての人間が、園児一人一人をしっかりと把握しております。今日まで職員の怒っている姿も見たことがありません。いつでもどんなときでも優しく丁寧に接しています。ここまで、面倒を見るのかと身内ながら感心させられることばかりです。

  「環境が人をつくる」と言われます。今後も幼稚園としての人的・物的環境をさらに整え、子どもたちの豊かな心を育んでいきたいと思います。

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