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主体的になる

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 幼稚園の子どもたちは、日々の生活の中でたくさんの選択をしています。「どの遊びをしようか」「誰と遊ぼうか」「どうやってやろうか」。その一つ一つは小さなことですが、実は「自分で選ぶ」という大切な経験の積み重ねとなっています。ショーン・コヴィーの『7つの習慣 ティーンズ』では、第1の習慣として「主体的になる」ことが紹介されています。これは、子どもが自分で自分の行動に責任を持ち、自分で行動を選ぶことです。幼児期の今こそ、その芽が静かに育ち始める時期でもあります。

 主体的になるというのは、誰かに言われたからではなく、自分の中にある小さな声に耳を澄ませることから始まります。幼児期の子どもたちは、その声をとても自然に持っています。「やってみたい」「こうしたい」という気持ちが、毎日の中にあふれています。大人ができるのは、その声が消えてしまわないように、そっと見守り、必要なときだけ手を添えることだと言われています。

 主体性は、日常の小さな選択の中で豊かに育ちます。「今日はどの靴を履こうか」「どの遊びから始めようか」「どうやって片づけようか」などなど。こうした選択を重ねることで、子どもは「自分で決めていいんだ」「自分の選んだことに意味があるんだ」という感覚を少しずつ身につけていきます。自分で選ぶということは、失敗することもあります。しかし、その経験こそが主体性を支える大切な土台になります。うまくいかなかったときに大人が「どうしたかったのかな」「次はどうしてみようか」と、未来に目を向ける言葉をかけてあげると、子どもは自分の選択を恐れなくなります。失敗は、子どもの心を強くします。

 主体的になるということは、子どもが自分の人生のハンドルを少しずつ握り始めることです。子どもが「自分でやってみたい」と思える瞬間を大切にしたいものです。その小さな一歩が、これからの長い人生を支える大きな力へと育っていきます。

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