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社会的時差ぼけ

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「子どもの生活リズムと健康・学習習慣に関する調査2022」の結果が公表されました。この調査は、3歳児から小学校低学年の生活習慣と心身の健康・学習面への関連、同居する家族の生活習慣の実態や子どもとの関わりを明らかにするものです。

 それによって睡眠にかかわる課題が指摘されています。平日は幼稚園や学校、仕事等社会的な影響で早寝・早起きをしていますが、休日ともなると遅寝・遅起きの傾向が現れます。その結果、平日と休日の生活リズムにズレが出て、身体に不都合が生じやすくなるそうです。こうした現象を「社会的時差ぼけ」と呼び、肥満や学業成績とのネガティブな状況が報告がされています。そこで、必要な睡眠時間を確保して、起床時間の差をなくすことが必要です。特に年長児は、小学校入学までに早起きに慣れておくことが推奨されています。また、就寝前のスクリーンタイム(スマートフォン、パソコン、テレビ、ゲーム機などを視聴する時間)は画面から出る青色光を浴びることが刺激となり、睡眠が抑制されてしまいます。子どもが機器を使っていなくても、隣で寝かしつけている親の機器からも浴びてしまいます。社会的時差ぼけの解消には、平日から良質な睡眠を十分にとって疲れをためないようにし、休日に自然と早起きできるような習慣を整えることが大切だということです。

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