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挨拶とは心を開いて相手に迫ること

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   今回は、基本的な生活習慣の一つである挨拶について考えてみたいと思います。朝、門の前に立って子どもたちを迎え入れていると、元気な声で「おはようございます」と言ってくれる子がいます。中には、「園長先生、おはようございます」と挨拶の前に「園長先生」とつけてくれる子もいます。親に促されて挨拶してくれる子もいます。しかし、残念ながら挨拶が浸透しているとはいいがたいのが現状です。

   挨拶はなぜ大切か?ある研究者が企業における挨拶について研究した結果が書物に掲載されていました。挨拶が減ると、情報交換が減り、ミスが多発する。挨拶がさらに減ると、社員がストレスを感じ、会社が良くない方向に向かう。挨拶をしなくなると、相手や組織全体への怒りが膨れ続け、会社がダメになるそうです。このように社会で挨拶は大変重要な役割を果たしています。

   子どもたちには機会をとらえて引き続き、挨拶の大切さについて指導していきたいと思います。保護者の皆様にも、お子さまに「おはよう」「気をつけていってらっしゃい」「おかえり」「おやすみ」など、ごく当たり前の挨拶を毎日継続して欲しいと思います。顔見知りのお子さんにもぜひ、声をかけてください。元NHKのアナウンサーをしていた鈴木健二さんは、著書の中で「挨拶とは、心を開いて相手に迫ること」と言っています。身近な人から心をつないでいかなければ、よい人間関係は、開けていけません。北丘幼稚園の子どもたちには、しっかりと挨拶のできる子どもに育てたいです。

 

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